編集部
せらび書房は今年、2011年に20年を迎えました。
旧植民地研究の雑誌「朱夏」を1991年に立ち上げ、20年に満たない間に22号まで発行することができました。その間、体験者の方々が世を去ることも多くなり、戦争や植民地の記憶はさらに遠ざかるばかりです。
私たちは非体験者ではありますが、かつての戦争と植民地の時代を理解しようと、私たちの「民間学」の方法で努力を重ね、それを世に問い、朱夏の時代を懸命に生きてきました。
そして20年。気がつけば、次の段階、「白秋」の時期となりました。
どのようなかたちとなるか。まだ手探りの状態ですが、できるかぎり歴史の貴重な事実や証言に光を当て、後世に残していくことが私たちの仕事だと任じています。
今回、その方法の1つとして「ウェブ朱夏」を立ち上げました。インターネットという新しい媒体を通じて、より広範囲に発信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
Web朱夏 バックナンバー
No9(2015.09.02)
No8(2015.8.31)
No7(2014.11.23)
No6(2013.12.29)
No5(2012.12.30)
No4(2012.12.14)
No.3(2011.01.27)
No.2(2011.01.27)
No.1(2011.01.27)