『朱夏』第16号・表紙

文化探究誌

『朱夏』第16号

特集「植民地へのアプローチ・この十年」

定価1715円＋税

Ａ5判　152頁

2001年12月発売

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特集概要

植民地研究のこの10年をまとめた、総力特集。「満洲国」「上海」「朝鮮」「樺太」「南方」に渡り、文学を切り口としている。今後のこの分野の研究には必携となる。　出版社、流通インタビューは、日本のアジア関係の書物を扱う専門家に聞いたもの。出版の時期、動機、そして、今後のこの分野への見通しなど、専門家ならではの貴重な発言を収録。

目次

特集「植民地へのアプローチ・この十年」

研究は端緒についたばかり ―「満洲国」の文学研究10年―……岡田英樹

「満洲国」の文学についての中国側研究 ―90年代―……橋本雄一・大久保明男

樺太の文学……木原直彦

植民地・占領地文学研究（南方）……神谷忠孝

上海モダニティから植民地性へ……鈴木将久

朝鮮文学研究の10年……李 建志

出版・流通インタビュー……緑蔭書房／明石書店／めこん／梨の木舎／柏書房／東方書店

戦争遺跡の現在

戦争遺跡を撮る―『東京痕跡』をめぐって……安島太佳由インタビュー

日本の戦争遺跡を語る本……編集部

戦争遺跡保存全国ネットワーク紹介……編集部

ブックガイド

大堀普美子『お星さまのかけら』……河合 修

古山高麗男『二十三の戦争短編小説』……橋本雄一

和田妙子『上海ラプソディ』……畑中ますみ

内野光子『現代短歌と天皇制』……秋葉 守之介

他

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