せらび書房は、有限会社らび企画によって運営されています。主に、中国、旧満洲(満州)、朝鮮、台湾、南方など日本の旧植民地期の文化研究・出版を行っています。
1991年、東京都杉並区宮前において、昭和文学研究誌『朱夏』を創刊。誌名は青春の後に位置する人生の豊饒な曙を意味する。
1993年、同誌を文化探究誌とし、不定期刊で発行する。本拠地を武蔵野市吉祥寺に移すとともに、有限会社らび企画をスタートさせ、その一部門として出版社、せらび書房を展開する。
1998年、社屋を三鷹市新川に移し、雑誌『朱夏』のいっそうの充実を図り、「外地探偵小説集」「ラヴィアン双書」などのシリーズを手がける。
2007年、『朱夏』は第22号をもって休刊となったが、現在は書籍の刊行に力を注いでいる。また、一出版社として出版事業、制作・編集の代行、自費出版の代行も行っている。主な制作代行の出版物に、日本サラワク協会・編『サラワクと日本人』(せらび書房)、『リハビリ・フィットネス教本』(株式会社 健康デザイン研究所)がある。