文化探究誌
特集「植民地へのアプローチ・この十年」
定価1715円+税
A5判 152頁
2001年12月発売
植民地研究のこの10年をまとめた、総力特集。「満洲国」「上海」「朝鮮」「樺太」「南方」に渡り、文学を切り口としている。今後のこの分野の研究には必携となる。 出版社、流通インタビューは、日本のアジア関係の書物を扱う専門家に聞いたもの。出版の時期、動機、そして、今後のこの分野への見通しなど、専門家ならではの貴重な発言を収録。
研究は端緒についたばかり ―「満洲国」の文学研究10年―……岡田英樹
「満洲国」の文学についての中国側研究 ―90年代―……橋本雄一・大久保明男
樺太の文学……木原直彦
植民地・占領地文学研究(南方)……神谷忠孝
上海モダニティから植民地性へ……鈴木将久
朝鮮文学研究の10年……李 建志
出版・流通インタビュー……緑蔭書房/明石書店/めこん/梨の木舎/柏書房/東方書店
戦争遺跡を撮る―『東京痕跡』をめぐって……安島太佳由インタビュー
日本の戦争遺跡を語る本……編集部
戦争遺跡保存全国ネットワーク紹介……編集部
大堀普美子『お星さまのかけら』……河合 修
古山高麗男『二十三の戦争短編小説』……橋本雄一
和田妙子『上海ラプソディ』……畑中ますみ
内野光子『現代短歌と天皇制』……秋葉 守之介
文化探究誌『朱夏』
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